外国人が日本でeSIMを使う方法|購入・設定手順・電話番号の注意点
更新日:9月29日
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日本に到着した外国人の方が、スマートフォンで早くインターネットを使いたいとき、eSIMは便利な選択肢です。物理的なSIMカードの到着を待たず、対応端末へ通信プランを追加できます。
ただし、eSIMには「データ通信専用」と「電話番号付き」があります。銀行口座、クレジットカード、賃貸契約、勤務先などで日本の電話番号やSMS認証が必要な場合、データ専用eSIMだけでは対応できません。
この記事では、外国人が日本でeSIMを購入・設定する手順、申込み前の確認事項、電話番号の注意点、短期滞在と長期滞在での選び方を整理します。
結論:短期のデータ通信と長期の電話番号は分けて考える
観光、出張、入国直後など、短期間だけインターネットを使う場合は、買い切り型のデータ専用eSIMが向いています。
一方、日本で生活する方や勤務・留学をする方は、音声通話とSMSが利用できる日本の電話番号付きプランを検討しましょう。利用期間、電話番号の必要性、支払方法を先に決めると選びやすくなります。
1.eSIMとは
eSIMは、スマートフォン本体に内蔵されたデジタルSIMです。物理的なSIMカードを差し替えず、通信事業者から提供されるQRコードやアクティベーション情報を使って通信プランを追加します。
申込みから利用開始までオンラインで進められるサービスもあります。ただし、eSIMに対応していない端末や、SIMロックが残っている端末では利用できない場合があります。
2.購入前に確認する6つのポイント
利用するスマートフォンがeSIMに対応しているか
端末がSIMフリーまたはSIMロック解除済みか
日本国内で利用できるプランか
データ専用か、音声通話・SMS付きか
利用日数とデータ容量が足りるか
設定時に利用できるWi-Fi環境があるか
端末によっては、電話アプリで「*#06#」を入力するとEIDが表示されます。EIDはeSIM対応を判断する目安ですが、最終的には端末メーカーと通信事業者の対応端末一覧を確認してください。
3.短期滞在・入国直後ならデータ専用eSIM
空港到着後すぐに地図、翻訳、メッセージ、配車アプリなどを使いたい方には、データ専用eSIMが便利です。
JapanConnect eSIMには、日本向けの買い切り型プランがあります。日本向けプランは利用日数とデータ容量を選択でき、購入後に送られる案内に従って設定します。ただし、データ専用のため、日本の電話番号を使った音声通話やSMS認証には対応しません。
4.長期滞在で電話番号が必要な場合
銀行、勤務先、学校、賃貸住宅、配送サービスなどでは、日本の電話番号を求められることがあります。また、オンラインサービスの本人確認でSMS認証が必要になる場合もあります。
この場合は、データ専用eSIMではなく、音声通話付きSIMまたは電話番号付きeSIMを選びましょう。
HISモバイル
HISモバイルは、音声通話付きプランやデータ通信プランを提供しています。eSIMを利用できるプランもありますが、申込み方法、本人確認、開通手順、対応端末を事前に確認してください。
ごえんモバイル
クレジットカードを持っていない方は、口座振替に対応した格安SIMも候補になります。ごえんモバイルは短期利用や中古スマートフォンとのセットにも対応しています。料金、本人確認書類、初回支払方法を確認してから申し込みましょう。
5.iPhoneでeSIMを設定する基本手順
安定したWi-Fiへ接続する
「設定」から「モバイル通信」を開く
「eSIMを追加」または「モバイル通信を設定」を選ぶ
通信事業者から届いたQRコードを読み取る
画面の案内に従って通信プランを追加する
使用する回線とモバイルデータ通信を確認する
QRコードを同じiPhone画面に表示している場合は、別の端末へ表示するか、通信事業者が案内する手動入力方法を利用します。設定完了前にeSIMを削除すると再発行が必要になる場合があるため、自己判断で削除しないでください。
6.AndroidでeSIMを設定する基本手順
Wi-Fiへ接続する
「設定」から「ネットワークとインターネット」などを開く
「SIM」または「モバイルネットワーク」を選ぶ
「eSIMを追加」からQRコードを読み取る
利用するeSIMを有効にする
必要に応じてAPNやデータローミングを設定する
Androidはメーカーや機種によって設定項目の名称が異なります。通信事業者の案内と端末メーカーの説明を確認してください。
7.接続できないときの確認事項
機内モードを一度オンにしてからオフにする
端末を再起動する
利用するeSIMが有効になっているか確認する
モバイルデータ通信に正しい回線が選ばれているか確認する
必要なプランではデータローミングをオンにする
APNや通信事業者の指定を確認する
利用開始日・有効期限・データ残量を確認する
接続できない場合でも、通信事業者の案内を確認する前にeSIMを削除しないでください。一度削除すると、同じQRコードで再設定できないサービスがあります。
8.短期利用と長期利用の選び方
短期利用に向いているケース
観光や短期出張で日本に滞在する
地図やメッセージなどのデータ通信が中心
日本の電話番号やSMS認証が不要
長期利用に向いているケース
就労、留学、家族滞在などで日本に住む
銀行・勤務先・学校などへ日本の電話番号を登録する
SMS認証や音声通話を利用する
よくある質問(Q&A)
Q.eSIMがあれば日本の電話番号も取得できますか?
A. すべてのeSIMに電話番号が付くわけではありません。旅行者向けのeSIMはデータ専用が多いため、音声通話とSMSの対応状況を確認してください。
Q.在留カードがなくてもeSIMを購入できますか?
A. データ専用の買い切り型eSIMでは在留カードを求められない場合があります。一方、電話番号付きの音声通話プランでは本人確認が必要です。必要書類は事業者ごとに確認してください。
Q.eSIMの設定にはWi-Fiが必要ですか?
A. 多くの場合、eSIMのダウンロードや設定にはインターネット接続が必要です。空港や宿泊先など、安定したWi-Fiを利用できる場所で設定しましょう。
Q.eSIMを削除しても再設定できますか?
A. サービスによって異なります。同じQRコードを再利用できない場合があるため、通信事業者から指示されるまでは削除しないでください。
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参考情報
執筆・監修
ミツノブ行政書士事務所
行政書士・宅地建物取引士 松田充正
本記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の物件における入居可否や審査結果を保証するものではありません。



